2020年2月17日月曜日

1行問題の書き方

法学部の学部試験やロースクール入試の一部でしかこの問題形式は出てこないだろうが、いつもどう書けばよいかわからない。忘れている。
一番初めに定義を書けばよいんだっけ。うろ覚えです。

論文答案作成教室を参照して答え方をまとめてみる。

まず、出題意図を読む。前提知識が無いと解けません。1行しかないから。


「AとBとの関係について論ぜよ」 関係を問う問題

1 Aについて
2 Bについて
3 両者の関係

答案構成、まとめたほうがよい場合も多い。

(これは、学説がAとBとの関係ということについて論点にしていたり、AとBの事を書くのとAについてBについてと書くと全く違う話でピンボケした解答になったりするということだと思います。)


「AとBとを対比して論ぜよ」「AとBとの異同について論ぜよ」 比較問題

1 Aについて
2 Bについて
3 AとBとの共通点について
4 AとBとの相違点について

「・・・という見解を論評せよ」 論評問題

見解を冷静に分析することが重要


「・・・について論ぜよ」 答案構成は千差万別 

最も多く用いられるのは

1 総論 その問題についての一般論  定義→制度趣旨、背景事情→具体的には以下に述べるようなものがあるとして各論につなぐ 
2 各論 具体例 3つぐらいあるとよい

他にポピュラーな書き方
1 原則
2 例外




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